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シングラム初のゲームアプリができるまで〜お披露目編〜

コージ
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さあ、2015年始まって、もう4ヶ月。
東京ではもう桜も散りつつあり、もうすぐゴールデンウィークですね。

前回までのあらすじ
シングラム10周年の記念イベント中になにか作ってイベントを盛り上げたい。
話し合った結果、kinectで何かすることに。
限られた時間の中でエンジニアのkurodaさんがゲームの素案をunityを使って作ってくれた。
こちらに前回記事

これはク◯ゲーでは!?

ゲーム開発中はkurodaさんが急に立ち上がり手を降ったり、左右に移動したり、、、kinectなのでジェスチャーというか、反応のテストをしていたのを覚えています。
それは「ふしぎなおどり」のようでした。

そして開発中のゲームを触らせてもらいましたが、ジェスチャーなので実際は触っていませんが、即効でゲームオーバーになるいわゆるクソゲーの部類のものでした
(、、、だよねkurodaさん)

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ネタゲームなのでこれ(ク◯ゲー)でよしということらしい。

リクエストを出してみる

しかし、、、なんとか見た目を少し良くして10周年イベントでお披露目したい、
ゲームっぽい雰囲気とか要素を、ファミコン世代でもある自分の引き出しから、
kurodaさんの顔色を伺いながら出してみました。

ゲームの操作に関係あるところ

  • ボールと壁ということに集中できるようにシンプルなグラフィックとしたい
  • 背景にはなるべく複雑な絵や写真などはおかない。ボールが重なったときにみずらいので。
  • 実際ゲームに関係のない自分の体のアバターはみえなくていい。シンプルに。
  • ゲームに関係のある手のグラフィックだけを表示したい
  • 音を入れる!
  • 二人同時プレイのときに自分がどちらかわからないので色分けしたい

ゲームのシステムに関係あるところ

  • 点数を競うゲームなので点数を大きく表示したい
  • そしてスコア画面も。
  • ゲームっぽく、タイトル画面ほしい
  • ゲームの舞台となる設定を追加したい。異空間を演出。
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コージからのリクエスト

ビジュアルイメージと制作指示書を作成してみた

ビジュアルイメージ(雰囲気)とタイトル

まず自分のあたまの中に浮かんだゲームの雰囲気の絵で伝えました。シングラム新社長が大好きなあの映画に多大な影響を受けて舞台は宇宙に。

そして名前はSYNGRUSH シングラッシュ!
シュガー・ラッシュとかに影響うけつつ、スカッシュ、ラッシュから。これはkurodaさんのシンガッシュ案と少しやりあいましたが、譲ってもらうことに。

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ラフですが、ゲーム画面デザイン案1

ゲームの流れを踏まえた制作指示書

さらに数日後、リクエストに上げた項目を具体的に絵にして制作指示書も用意してみました。

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タイトル画面:某宇宙戦争を思わせるタイトル。1Pと2Pの同時プレイでスタートボタンの配置に苦慮
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導入部分:スタートボタンをタッチした際の、光の先を抜けて異空間(宇宙)へいくような演出を
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メイン画面:プレイヤーの名前はTOSHIとMIO(名前に深い意味はない)
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ゲーム中:自分の存在は両手の◯のみに。そして障害物がある想定で書いてました。
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ゲーム終了:スコア画面とか

間に合った!

結果、kurodaさんが嫌な顔ひとつせず(?)に、
タイトル画面や、スコア画面、音も入って、ゲームっぽいものができ
10周年イベントに間に合いました!
当日は、スコアの上位の方に素敵な商品をプレゼントして盛り上がりました!(はず!)

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当日はプロジェクターで壁に映しだしました。

前日までスコアの数字を等幅フォントに変えてもらったり、玉を打ち返した際にヒットした手のグラフィックにレスポンスをつけてもらったりとチューニングしてもらいました。
いくつか(導入部分の効果、メインの障害物、主人公の名前MIOとTOSHI)はボツになりましたが、、、

シングラムの事務所にお立ち寄りの際は、熱烈にリクエストいただければ、シングラッシュのセッティング&お楽しみいただけるかもしれません!
(合言葉:シングラムのブログみたよ、、、、

そしてこのゲームの続編は、15周年に!ということで。