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XDの書き出しで等倍はないなぁという話

カワイ

AdobeXDの画像書き出しはどれがいいのかというのを
今更ながら検証してみました。

かなり個人的なメモなので、検証の仕方が適切ではないかもしれませんが
この先もXDにはお世話になりそうなので、私なりに結果を探っていきます。

書き出しと確認の仕方

  • 書き出し対象はJPG → JPGに書き出し
  • ⌘+Eにて出てくる以下の書き出しサイズから「画質100%」で任意のものに書き出しXD 書き出しポップアップ
  • 書き出した画像は元画像と同サイズにしてXDに配置
  • MacBook Pro 13-inch, 2020 Retinaディスプレイで表示確認

本来であればHTMLに配置するのが適切なのでしょうが
元画像との比較をわかりやすくするためにXDで確認していきます。

画質100%のJPGで書き出してみる

1x / 2x / Web / iOS / Android で書き出ししてみました。
JPG 1倍/2倍/Web 書き出し

わかりづらいので写真を大きくしてみると・・

元画像とjpg 1倍、web1倍の比較
元画像 対 1倍とweb1倍の書き出し結果

髪の毛の繊細さや瞳を比較していただけるとわかるかと思いますが
等倍で書き出すと、どのモードでも画質100%に関わらず
画像が眠くなってしまいました。これはiOS / Androidでも同様でした。

では2倍書き出しと元画像の比較はというと

元画像とjpg 2倍/web 2倍の書き出し結果
元画像 対 2倍とweb2倍の書き出し結果
元画像とiOS2倍/Android2倍の書き出し結果
元画像 対 iOS2倍とAndroid2倍の書き出し結果

個人的にはRetinaディスプレイで見るにはどのモードでも、
2倍の書き出しで表示に耐えられそうです。

3倍、4倍での比較

綺麗な表示になるのは決まってるのですが、
書き出したついでに3倍/4倍も比較してみます。

こちらはわかりやすくするために繊維の部分を拡大してみてみると・・

元画像とiOS2倍/iOS3倍/Android4倍の書き出し結果
元画像 対 iOS2倍、iOS3倍、Android4倍の書き出し結果

この比較だともちろん2倍が一番見劣りするのは当たり前なのですが、
実寸でみるとあまりわかりません。

ただ、写真によっては2倍書きだしのものより3倍の方が
実寸表示でシャッキリ見えているのもあるので
より綺麗に見せたい場合は3倍/4倍で書き出すのがよいと思います。

実際、上の検証画像では、元画像よりAndroidの4倍のほうが綺麗です。

iPhone14proで見てみる

私が使用するRetinaディスプレイの解像度が227ppiに対して
iPhone14proのディスプレイ解像度が460ppi。
それでiPhone14proでも表示確認をしてみたくなりました。
こちらはWEBで確認をしていきます。

書き出しと確認の仕方

  • 元画像は4倍に書き出したjpg
  • wordpressテスト環境に書き出した画像をアップロード
  • iPhone14pro 実機にて表示確認

実機でスクリーンショットを撮ってみていきます。

iphone14pro 元画像と2倍画像の比較

若干2倍だと元画像に比べて少し眠くなる感じもしますが
個人的には全然 許容範囲ですね。
神経質な方は前述したように、3倍以上で書き出しするのをお勧めします。

で、やはり等倍書き出しだと

iphone14pro 元画像と等倍の比較

言わずもがなです・・
やはり等倍書き出しはないです!

個人的なまとめ

  • XDで等倍書き出しはしない
  • 2倍以上書き出しが許容範囲
  • 写真はpngではなくjpgで書き出し

実はpngでも試してみたのですが、
jpgで検証したものとほぼ見た目変わらずでした。
pngはファイルサイズが大きくなるので
透過画像の場合のみpng書き出しでよいかと思います。

以上、XDでの書き出しの個人的メモな検証でした。
・・と書いていながらこの記事がお役に立てれば幸いです。
ではまた〜!